羊羹に関するいくつかの考察

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こんにちは。オールブラックです。

今回は、僕が好きな「羊羹」について、考察したことを書いていきます。
*あくまで一個人が考える考察、妄想であり、多分に事実とは異なる点がありますので、あしからず。



羊 羹

目次

名前

まずはその名前について考えてみよう。
漢字で書くとこうなる。
「羊 羹」
どうやら、2つの漢字で構成されている。それぞれ見ていくことにしよう。


「羊」

え、、、いきなりヒツジ!? 御菓子なのにぃ!??
さんずいつけ忘れたとかじゃないよね?
なぜ? どうして??

う〜ん、いきなり大きな壁にぶち当たってしまった。
辞書で調べたいところだが、ここは頭を働かせて、自分なりに推理してみよう。
まずは、それぞれ御菓子とヒツジの特徴について見てみよう。

和菓子のそれは、「黒くてずっしりした印象」だ。
一方の動物のそれは、「白くてふわっとした印象」だ。





・・・・・まるで逆。

      
困った。どこかに何か打開策はないだろうか。。
どこかに共通点は・・・どこかに黒い何か・・・あ!あった!あのくりんとした「お目め」だ!!
黒くて、非常につぶらな瞳をしている!
もしや、和菓子のそれは、この黒くてつぶらな瞳を表現したものということなのだろうか。
確かに考えてみれば、あの独特のつやっと感もどこか似ているかもしれない。可能性としてはありだ!
いや、しかし。形がまるで違う。四角とまん丸ではないか。
このまま、この線で進めることに勝機はあるのだろうか。
・・・・いや、ない!!
時にはあきらめをつけることも人生には必要だ。要はタイミングをきちんと見極めることが肝心だ。

羊   羊     羊・・・・・羊、羊・・・・
      
漢字をみていると、だんだんこれはあの「ヒツジ」を表した漢字かどうかも怪しくなってきた。
そもそも本当に、これは「ヒツジ」という漢字なのだろうか。
この前提が間違っているとすれば、そももそも、元も子もない話になってくる。
よく観察しよう!
      



ん、この漢字の形、何かの形に似ているなぁ。同じような漢字があったような、なかったような。
       
そうだ、「¥」だ!!

かなり似ている。僕は目が悪く、メガネをかけているが、メガネを外した僕が両者を見たら、完全に同じものとして認識するだろう。

となると、どういうことだ?
もし「羊」が「ヒツジ」ではなく、「お金」を表す漢字だったとしたら。。

昔、貨幣が開発されるまでは、人々は、物々交換により、それぞれ価値あるものをやりとりしていたと聞いたことがある。

ということは、和菓子のそれは、人々の間で物々交換されてきた価値あるものの代表的なものという推測はできないだろうか。

確かに、和菓子のそれは、凛とした佇まいで、どこか他の御菓子とも一線を画す雰囲気がある。
加えて、非常に美味しいときた。

間違いない!人々が、それに価値を感じるのも当然だ。
そういうことか〜。

ちなみに、この漢字って、読み方「ヨウ」だったよなぁ。
ん、そうするともしかしてだけど、「洋菓子」って、まさか「羊菓子」のこと!?
「和菓子」なのに!?
ん〜、御菓子の世界って奥が深い!   OKASHI・IN・WONDERLAND ★






「羹」

え、難しい。羊からの飛躍がすごい。あきらめよう。





色、形

僕が好きな色は、「黒」。僕が好きな形は、「四角形」。


羊羹の色は、「黒」。羊羹の形は、「四角形」。


つまり、好きにならざるを得ない。

他の食べ物で、あれほどまでに黒くて、四角いものが他にあるだろうか!!・・・他にあるだろうか!!
本当に奇跡の食べ物である。

人によっては、あれは「黒」ではないという方がいるかもしれない。
でも僕の中では、「黒」なのだ。
クイズ番組で、
「では問題! 羊羹の色は次のうちどれ?」
「A.緑色 B.茶色 C.黒色 D.水色」
と聞かれたら、迷わず、「C!!」と答えるだろう!


いや、やっぱりテレフォンを使っておこう。




とにかく唯一無二のあの色と形が好みなのである。




・・・・そいえば、黒ごま豆腐も黒くて四角形だった。






将来性

羊羹の未来は明るい。
なぜなら、羊羹は万能だからである。

少しメリットを上げてもそれは明らかである。

  • 携帯性に優れており、いつでもどこでも食すことが可能である。携帯電話より携帯しやすい。
  • 喉がカラカラの状態でも、そのつるっとした食感から、何の抵抗もなくいただける。スナックだとこうはいかない。
  • 個包装だと、手を一切汚すことなく、食すことが可能である。スナックだとこうは・・・・個包装だといけるか。
  • 遠足のときの、「おやつは300円まで」の例外として認められる気がする。
  • 季節を問わず、オールシーズンに対応している。春:タラの芽の天ぷら、夏:流しそうめん、秋:サンマの塩焼き、冬:こたつにミカン  →  春:羊羹の天ぷら、夏:流し羊羹、秋:羊羹の塩焼き、冬:こたつに羊羹  ・・・OK!
  • ジェンガの代わりになる。

もうすぐ、流行るのは間違いないだろう。
タピオカ!?タピオカランド? 
渋谷の若者が羊羹片手にショッピングを楽しむことになるだろう。
羊羹ランド。   多分、四角い建物。






今回は、羊羹に関する考察をしてみました。

ふぅ〜、ごちそう様でした。
さて、羊羹の意味でも調べよ。





おわり



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